手術後の痛み・術後痛の鍼治療/広済鍼灸院 【100年の歴史・痛みの鍼灸専門】東京都港区

手術後の痛み/広済鍼灸院【100年の歴史・痛みの鍼灸治療】東京,港区,麻布,広尾,六本木,青山,赤坂,品川,目黒,横浜

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2012-01-27


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術後痛

Postoperative pain

術後痛について

 術後疼痛とは手術後疼痛のことです。手術をした体表面及び皮下組織は固くなる傾向にあります。そのために血液循環が悪くなったり、冷えをともなって痛みの原因になります。鍼は結合組織の血液循環改善や硬結の緩和に働きかけます。
 術後の創部痛は鍼で緩和できます。中国では手術そのものに麻酔薬を用いずにツボに打った鍼で痛みを抑える鍼麻酔手術が多く行われていました。「鍼麻酔手術」は元来、鍼による鎮痛効果が非常に高いことから思い付いて開発されたものです。

 鍼灸は痛みに対して、非常に効果が高いことはよく知られていますが、最近の研究で鍼の鎮痛作用の機序が分かってきました。
① 外周神経への影響:鍼は、周囲神経の痛覚神経の痛み信号の伝達を遮断することによって、脊髄の傷害性刺激信号に対しての反応を抑制する。
② 中枢神経への影響:鍼は、痛み信号の伝達及び感受を抑制し、脳の鎮痛システムを興奮することによって、鎮痛効果を発揮する。
③ 中枢神経の伝達物質への影響:鍼は、脳のエンドルフィンを増やし、脳のカテコールアミンは減らし、また、脳のモルヒネを増加させる。これらの総合作用によって、鎮痛効果が得られます。

 国立がんセンター緩和ケア科の研究によると鍼をした患者さんのほうが、術後の鎮痛薬の投与量、回数ともに有意に少ないとの結果がでました。
 またWHOによる鍼灸適応疾患のなかにも抜歯疼痛と術後疼痛はあげられております。

術後痛における鍼治療のメリット

 通常医療において術後痛への対処は鎮痛剤を用いることが一般的です。鎮痛剤にはいくつかの種類かありますが主に非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)が用いられています。これらの薬には有効性もありますが、長期間の服用による副作用の心配があります。副作用として最も多いものが胃腸障害があり、消化管出血などの症状が発症することが指摘されています。また、重篤な症状に至らなくとも服用による食欲不振がおこることにより、栄養吸収が悪くなることで術創の治癒や体力回復、社会復帰などにも影響する場合があります。

 鍼治療では術後痛をかなり良好な成績で鎮痛効果を与えることが出来ます。そのため、上記の副作用などの心配がありません。術後の回復で最も重要なことは体力の回復です。そのためには栄養の摂取の状態を良好に保たなければなりません。鍼治療は痛みを押さえながら胃腸障害の心配がないといったメリットがあるため、食事を通常通りに摂取することで体力の回復が一段と早まることで早期の社会復帰が可能です。

東京都・港区 痛み,不妊,花粉症の鍼灸治療なら 広済鍼灸院 院長 伊藤久敬
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