KOSAI美白鍼(プライトニング・プログラム)

KOSAI美白鍼は、老化による顔色の印象を改善する施術です。

 肌表面だけを美白するのではなく、ふっくらと透明感のある肌へ時計の針を戻すことをモットーに施術を行います。肌色の印象を決定づけるのは、メラニン色素の濃淡や量、しみの有無だけではなく血行不良、しわやたるみ等の老化現象とも関わっています。
 顔色の印象ですが、視覚的には肌に当たる光と反応した色素が肌色と認識されます。肌の状態は各個人ごとに異なり、肌そのものが持つ色の散乱、反射の仕方によって変わります。そのため、単にシミやくすみの原因となるメラニン色素だけを覆い隠すことに焦点をあてた美白では、健康的な見た目ではなく、根本的な悩みは解決されません。
 KOSAI式美白鍼では、美容鍼の特性を最大限活用し、また美白施術に実績のあるフランス製ソティス社製品とのコラボレーションによりこれらの現象を改善する事で、本来のホワイトニングを実現致します。

肌本来の力を最大限に引き出す”美容鍼”と
ソティスブライトニング・プログラムのコラボレーション

 肌の加齢に関する悩みとして第一に思い浮かべるのが「シワ」ですが、実は「しみ」「くすみ」も目に見える加齢のサインです。

 肌色を決定するメラニンは角質層を通過する紫外線の90%以上を吸収・反射し最も効果的な生物学的プロセスとして肌を守っていますが、コントロールが妨げられると肌色の不均一やシミが発生します。又顔色の明るさには、ヘモグロビンやコラーゲン等のクロムフォア(発色団)が関わっておりこれらの分子間バランスがとれた状態で光を吸収、散乱、そして反射する事で、肌色の見え方は均一で透明感のあるものとなります。
 その為ソティスでは独自の色素沈着へのスポットターゲティングと、顔色を明るくするブライトニングケアの2つの結果として透明で輝く肌へと導きます。

鍼と併用での相乗効果

 メラニンの過剰生成には紫外線だけでなく精神的なストレス、妊娠・出産・更年期等様々な要因によるホルモンバランスの変化等も関係しています。鍼治療ではこのような生理的要因に作用のある経穴へ施術を行う事で、メラニンの過剰生成を抑制します。又鍼により血行を促進し健康的な顔色に導き、肌のコラーゲン生成を促す事でぎっしりと水分を保持した均一感のある肌に改善します。
 更に筋肉をリラックスさせリンパの流れを促す事で、むくみや歪みによりできていた本来ないはずの凹凸、それによりできていたお肌の影を改善し、ソティスのクロムフォア(光の吸収/散乱/反射による肌色の見え方)へのアプローチとの相乗効果を発揮します。今あるしみだけを対象にするのではなく、これから先も奇麗な肌でいる為の、肌と体のアンチエイジングも担っています。

老化現象が及ぼす肌色への影響について

コラーゲンの減少

水分保持機能が低下し、きらきらと反射する水の輝きを失います。
均一に光を反射できず肌色がくすんで見えるようになります。

肌タンパク質の減少

分解と新生のバランスがとれず肌自体がやせてしまいます。
すると頬骨の下のくぼみ等につながり、この凹凸が影=黒色の部分を作ってしまいます。

結合組織の糖化

真皮の老化により結合組織(コラーゲン、エラスチン)が互いに絡み合い、硬い繊維の塊になります。弾力性を失い、深いしわができます。このしわもまた部分的な影=黒色となります。又、肌に張りが失われるので光を均一に反射できなくなります。

血管壁の老化

血管壁は弾力性を失いもろくなる為、局所的ににじみ出た血液により不均一な赤みがでます。毛細血管網の緻密さにかけ肌はピンク色の輝きを失うと共に老廃物・二酸化炭素を含む静脈血の循環不良により青暗い肌色の印象になります。

メラニン色素の過剰生成

紫外線だけではなく、ホルモンバランスの変化等により、メラニン色素の過剰生成等が起こり、しみが増えたり濃くなったりします。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーが乱れると、老化角質が肥厚し、未熟な肌細胞が誕生するようになります。すると水分保持能力がなく敏感な状態となり、頻繁に赤みや炎症を起こすようになります。